“刺繍糸を舐めてはいけません”

クロスステッチをしているとよく聞かれる、この言葉

”糸を舐めてはいけません”

皆さんも一度は耳にした事があるのではないでしょうか。

あまり深く考えず、そう言うものなんだ~

と終わらせましたが、チクチクしているとどうしても舐めたくなる瞬間が・・・

そう、あの・・・

「ああぁっ、抜けちゃった」の時です。

糸をケチって 大切に使いすぎて、糸が針から抜けてしまったあのとき・・・。

糸が抜けてしまった時

糸が抜ける時って大抵、残りの糸が短いとき。

針穴に糸を通したいのに、何度も小さな布穴を通り過ぎた最後の糸は疲れ果ててシャンとしてくれない。

そんな時に思うのです。

「・・・舐めたい」

で、なんで舐めちゃいけないの?と改めて思ったのでメーカーさんに聞きました!

メーカーさんの答えは!

答えてくれたのは、いつもお世話になっているコスモの糸を製造してる株式会社ルシアン社。

突然の意味不明な問い合わせメール丁寧に答えていただき感謝です。

頂いた答えは・・・

「刺しゅう糸を舐めてはいけない」と言われるのは

行儀の観点からではないかと思われます。

なお、弊社刺しゅう糸には人体に有害な成分を使用しておりません。

との事。

わたしの予想では

・お行儀が悪いから
・人体によくないから
・舐める事で糸が傷むから
・針によだれの成分がつき、さびるから

と考えていました。

が、人体に有害な成分は使用しておらず、

”行儀の観点から”という事であればいざという時は舐めても問題はないのかもしれませんね!

でも、針は錆びそうな気がする…

以上、”糸を舐めてはいけません”の話でした〃▽〃